近況とバビロン・ベルリンとか

災害とか増税とか大変だったり滅茶苦茶だったりすることばかりが入ってくるけれど、皆さまご無事でしょうか。

疲れて少し仮眠したら寝汗かいて目が覚めて、エアコンを入れて夜中にアイスクリーム食べていて、そんな10月って、どういうこと? まだ半袖だし。

8月後半は、今頃なのだけれど中毒性があるのか『ゴシップ・ガール』を見始めたら止まらなくなって、最低限の仕事と寝食以外の時間をほぼ費やしていた。チャック・バスとブレアが好きなので二人がストーリーの中心になっていくのは楽しかった。すれ違いや障害の連続でなかなか結ばれないロマンスというのは、携帯電話の無い時代設定でしか難しいのかと思いかけていたけれど、携帯電話があっても可能な事を証明してくれたというのか。セリーナの愛読書という『美しく呪われた人たち』(美しく呪われし者)が日本では「本邦初訳」として今年出ていたことに驚いた。あたしでもタイトルくらいは聞いたことくらいはあるのに、フィッツジェラルドでも訳されていないものがあったなんて。ダンはその後、職業作家として続けていけるのか、何を書いていくのか、気になる。

 

9月はその反動か仕事に追われて、今やっと一息つけた。それは気のせいで、まだ忙しさは続くのかも。ああ。あいちトリエンナーレホドロフスキーを少し楽しみにしていたのに、他の事に気を取られていて行きそびれた。クリムト展で久し振りに豊田市美術館に行った。人気のようで、事前情報から妹がコンビニでチケットを買っておいてくれたから良かったものの、チケット売り場は恐ろしいくらいの行列だった。家に帰って「チケット売り場がすごかった。ディズニーランドみたいな行列だった」と言ってしまってから、自分がディズニーランドなんてたぶん15年以上行ってないし、最後に行ったのはフロリダのだし、そんなに並んだかも記憶がなくて、めちゃくちゃいいかげんな事に気付いた。美術館の近くの中華料理屋で、皮の厚い水餃子を食べて感動した。学生の頃に北京で食べて以来、皮の厚い水餃子が好きでたまらないのに、自分で作る以外に食べられる場所を知らなかった。

 

以前書いた『バビロン・ベルリン』がとうとう日本でも放送されるそうで嬉しい。でも、うちではBSは見られないから妹に録画をお願いした。忘れられていないと良いけれど。忘れられたら、仕方ないからまた英語の字幕で見る。そういえば、原作はまだ3分の1くらいしか読めていない。まずい。

そういえば、リンク先に予告の動画を貼った、Severija Janušauskaitė(Severija Janusauskaite)の出演している『パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け』Chernovik 英 A Rough Draft(セルゲイ・モクリツキー Sergey Mokritskiy)は見た。凶悪な顔をしたマトリョーシカが襲ってくるやつ。ロシアやSFにあまりなじみがなかったからか、よく分からないところもあるものの、映像はすごいし新鮮で面白かった。続編は作られるんだよね?? この映画の説明によるとナイト・ウォッチ』シリーズの作家セルゲイ・ルキヤネンコのベストセラー小説を映画化したものだそうだけれど、この映画の原作は翻訳が無いし、『ナイト・ウォッチ』の方も6部作なのに(hexalogyって単語を知った)2作目までしか訳されていないのか。

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