近況と夢とUボート

お元気でしょうか。雑務などに追われて落ち着かずにいたら、気付くともう寒いのね。熱い紅茶で体内に流し込むような、ざくざくしたスコーンなどの焼き菓子が食べたい。ふんわりとかしっとりじゃないやつ。スペースやら色々と気分的にも余裕が無くて久しくお菓子を焼いていなかったものの、今年はネットで手作りの焼き菓子の写真を見かけることが多かったのもあって、春頃このソイナッツバーというおからを使ったお菓子を作ってみた。

www.kyounoryouri.jp何年振りかに出してきて使ったスパチュラは、ゴムが劣化していたようで混ぜている途中で割れた。食感も良くて健康的な感じでわりと気に入ったけど、今度はもっとバターの入ったものが作りたい。コロナなどのニュースを追ったりなんだか非日常のようであまり実感もなく時間だけ経っていくような、ぼやぼやしていると、あともう今年も2ヶ月と少しだなんて。映画など見たもののタイトルくらいはあげておきたい気もする。

 

そういえば夢にAlex Kapranosが出てきた。学校か何かで斜め後ろの席に彼がいた。ある仕事を頼まれて、二人で一緒にどこかへ向って歩いていて、曲が好きだと伝えたいような、でも何と言えばいいのか、言わない方が良いのか、なんて葛藤しつつ緊張していた。

 

前回の最後に書いたドラマの『Uボート ザ・シリーズ 深海の狼』Das Boot が面白かった。有名な映画の方も見ていないし、戦争の映画って話はつらくて、兵隊は皆同じ服や髪形で誰が誰なのかよく分からなくなるしで、普段あまり積極的に見ないかも。

Jakub Gierszałが出演しているといっても、きっとちらっとだけだろうから、とあまり気も進まなかったのだけれど、見始めたら夢中。早く第2シーズンも見たい。潜水艦の中だけでなくて、街でのゲシュタポレジスタンスのドラマが並行していて、ドイツ語、フランス語、英語が混在するのも楽しい。Uボートに乗せるアメリカ人の正体についてのエピソードが良かった。若いし親の七光りと見られて部下がついてこない艦長のホフマンが好き。

Jakubは別の潜水艦に乗っていたドイツ軍で、舞台の港町に寄った時にフランス人の女性をレイプする人の仲間の一人の役。港に着いた時に笑顔でキラキラしていて、事件の後も笑顔で去っていくのが少し怖かった。

自分の仕事でも馬鹿に仕切られるのが何よりも嫌なので、この潜水艦内のぐだぐだも話としては面白くてもかなりストレス。上の人間が酷くても外に逃げられないし。そして場面が変わってもレジスタンスの話だからずっと緊張しっぱなしで、このドラマを選ぶ人はそんなものを期待していないと思うけれど、神経の休まる時がほとんど無い。続きを早く見せて!