8月に見た映画ソノ3

『ロバと王女』PEAU D'ANE（監督：ジャック・ドゥミ）、買ってあったDVDをやっと見る。やっぱり楽しい。ジャック・ペランといい、ジャン・マレーといい、男性は美しくさえあれば役に立たなくても良いのだ。

『プロヴァンスの贈りもの』A GOOD YEAR（監督：リドリー・スコット）を見に行った。原作も読んでいないし、主演の俳優に興味がないので見るつもりがなかったのだけれど、誘われたので。景色が美しく、楽しく良い気分にさせてくれた。あのやせっぽっちで可愛らしい男の子が、大人になるとなんであんなに大きな身体になってしまうのか。子供の頃の方が、服のセンスも良かった。同じ大きな身体でもアルバート・フィニーは色気があって魅力的。気になる美人がいると思ったら、ヴァレリア・ブルーニ＝テデスキだったとは。もっとしっかり見ておけば良かった。ワインと美味しいものが欲しくなる。

『レッスン！』TAKE THE LEAD（監督：リズ・フリードランダー）を見に行った。バンデラスのタンゴと、女1人男2人の3人で踊るタンゴにはぞくぞくした。また見たい。

『ヘザース』HEATHERS（監督：マイケル・レーマン）、ビデオで見た。大好き。劇場で2回見たとはいえ、このビデオも何度も見ているとはいえ、友達に買って来てもらった字幕のないものなのでよく分からないところもあるけれど、まあ良い。このときのクリスチャン・スレーターは最高。ウィノナ・ライダーは変な服が多くても髪が爆発し顔がすすだらけになっても、可愛い。この監督は『アップルゲイツ』が思いのほか面白くなかったので気にかけていなかったら、『ハードロック・ハイジャック』や『ハドソン・ホーク』も彼の作品だそう。もうすぐ公開の『恋とスフレと娘とわたし』は見に行こうかしら。『レッスン！』で「ケ・セラ・セラ」が流れたので、最初にも最後にも流れるこの作品を見たくなったのだけれど、最後に流れるのって、『レッスン！』と同じもの？