2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『中井英夫全集12 月蝕領映画館』

『中井英夫全集12 月蝕領映画館』(創元ライブラリ)を読み終えた。映画館についての愚痴や、お金を払っているのに長々と他の映画の予告をみせられることへの文句などが多めで可笑しい。映画の予告はわりと楽しく見るのだけれど、防犯・防火、海賊版撲滅など…

まだしばらく落ち着けそうにありません。早く普通の生活をしたいのですが、気長にいきましょう。

とりあえず無事です。いろいろと片付かず、じたばたしています。おやすみなさい。

すぐに戻ります

個人的なやや大きなイヴェントが控えており、準備に追われています。これまで個人的でないことを書いたかどうかは疑問ですけれど。うまく事がはこんだら、月曜日くらいにこちらへも顔をだせるでしょうか。どうぞ、楽しい週末をお過ごし下さいませ。明日に備…

『見えるものと観えないもの』

『見えるものと観えないもの』(横尾忠則 ちくま文庫)を読み終えた。以前に文庫じゃない本で一度読んだことがあり、草間彌生との回の二人の会話は読んでいる方が緊張し、こんな対談は初めて、と、ものすごく強烈に残っているわりに、書名を忘れていた。だっ…

訃報

アラン・ロブ=グリエが亡くなったそうですね。今日、中井英夫の映画についての文章で何度も名前を目にしたばかりでした。前にジェームズ・ウィルビー主演の映画で少し話題にしたときに、彼の本を一冊買ってもらって持っている気がするけれど、書名も思い出…

チョコレート・カバード・チェリー・ディライト

少し前の話になりますが、『チョコチップ・クッキーは見ていた』CHOCOLATE CHIP COOKIE MURDER(ジョアン・フルーク Joanne Fluke 上條ひろみ・訳 ヴィレッジブックス)から「チョコレート・カバード・チェリー・ディライト」を作りました。チェリーはBRUNET…

今日のChez Tsubaqui

『私の長生き料理』(宇野千代 集英社文庫)から「うなぎ入り焼き飯」、とろろ昆布のお吸い物、ヨーグルトの夕ごはん。よく見ると、この焼き飯、表紙で千代が手にしていました。週末に作ってもらった鰻丼の残りの鰻があったので。シンプルで美味しい。長生き…

『くそったれ、美しきパリの12か月』

『くそったれ、美しきパリの12か月』A Year in the Merde(スティーヴン・クラーク Stephen Clarke 村井智之・訳 ソニーマガジンズ)を読み終えた。パリの空港でこの人の本を3冊くらい立ち読みしていて気になっていたので。面白くて何度も笑ってしまう。続篇…

風邪がなおりません。冷蔵庫や鍋の中にあるものを食べて生き延びています。

『睡蓮の教室』

『睡蓮の教室』(ルル・ワン Lulu Wang 鴻巣友季子・訳 新潮社)を読み終えた。なんで彼女が中国人の作家の翻訳を? と疑問だったのだけれど、北京生まれでオランダに渡ったルル・ワンが、オランダ語で書いた小説『Het lelietheater』の英訳版『The Lily The…

昨日見た夢

気づくと美容院の鏡の前に座らされていました。来たことのない場所で、なんでここに居るのかわかりません。馴染みの店に行けば、今なら誕生日割引があるし、お金もないのにこんな得体の知れぬ店でやってもらいたくないけれど、もうケープまでつけられて座っ…

贅沢な休日

三連休、眠ったり、食べたり、本を読んだり、ごろごろしたり、食べたり、眠ったり、その繰り返しでした。その間、内蔵の出てきそうな咳をしたり、百年の恋も冷めてしまいそうな音をたててハナをかんだりしていたわけですが。すべきことが山ほどあるはずなの…

バナナマフィン

『いつでもマフィン』(城川朝 文化出版局)からバナナのマフィンを焼きました。全粒粉を使い、上には前回ピーナッツバターチョコチップマフィンを焼いたときに余って冷凍しておいたココアクランブルを散らしました。昔この本でマフィンを焼いたら簡単なのに…

ありがとうございます

気がつくと、こちらに移転してからもう1年になろうとしています。お越しいただき感謝しています。これからもお付き合いくださいませ。 風邪をひいたようで、無理矢理仕事には行きつつ、よれよれです。カレーの入った鍋を火にかけてぐるぐるかき混ぜてみても…

2月のお買い物

『予告された殺人の記録 十二の遍歴の物語』(G・ガルシア=マルケス 野谷文昭 旦敬介・訳 新潮社)、もう1冊もまだ読んでいないというのに惰性で買っているような、このシリーズ。これは「ラテンアメリカの孤独」以外、両方とも読んではいるのだけれど。確か…

週末のChez Tsubaqui

先日『「ル・クルーゼ」で、つくりたい料理』(平野由希子 地球丸)を参考に作っておいた牛肉の赤ワイン煮、粉ふきいも、バゲット、銀杏。牛肉の赤ワイン煮は、作って一晩おいたからかとても美味しくなっていた気がします。ただ、少しワインの酸味が強いみた…

2月に見た映画

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』SWEENEY TODD THE DEMON BARBER OF FLEET STREET(監督:ティム・バートン)を見に行った。のどをザクッと切って、椅子がパタンと倒れて、ストンと下に落ちて行く様子は、とてもリズミカルでなんだか楽し…

『辻静雄コレクション 3 ヨーロッパ一等旅行 パリの料亭』

『辻静雄コレクション 3 ヨーロッパ一等旅行 パリの料亭』(ちくま文庫)を読み終えた。フランスのレストランの案内なんて、それも今のあたしにはまだ縁のなさそうな高級なお店の紹介なんて面白いのかしらん、なんて思いつつ読んでみると、これがとても楽し…

かえってきたプチ・ニコラ1

『プチ・ニコラ もうすぐ新学期』(ルネ・ゴシニ・作 ジャン=ジャック・サンペ・絵 小野萬吉・訳 偕成社)を読み終えた。気になっていた未刊行分。もう何年もこのシリーズを読んでいなかったのに、少し読みかけたら、それぞれのキャラクタがしっかり鮮やか…

今日のChez Tsubaqui

『「ル・クルーゼ」で、つくりたい料理』(平野由希子 地球丸)を参考に牛肉の赤ワイン煮を作りながら、余ったワインを飲みつつ、レンズ豆のサラダとバゲット。ひとりで空きっ腹にワインを流していたら、ちょっと良い気分に。牛肉の赤ワイン煮は、あたしのコ…