2月に見た映画

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』SWEENEY TODD THE DEMON BARBER OF FLEET STREET(監督:ティム・バートン)を見に行った。のどをザクッと切って、椅子がパタンと倒れて、ストンと下に落ちて行く様子は、とてもリズミカルでなんだか楽しい。暗く色の少ない部屋に、派手に散る血の鮮やかな赤色がとてもきれいだった。ヘレナ・ボナム=カーターが素敵。彼女じゃなきゃダメな気さえする。彼女の夢見る生活が可愛らしくて、胸がきゅっとなる。ステーキ・アンド・キドニー・パイとか、イギリスらしいパイが食べたいなあと、見終わってから考えていたら、同行者は焼肉屋の看板を楽しそうに眺めていた。人肉のパイと猫肉のパイと、どちらがまだ食べられる味なのかしら、なんて話しつつ、その後帰ってから下記の牛肉の赤ワイン煮をいただいた。うふふ。妹には「イヤなカップル」と笑われてしまう。アンソニー役のジェイミー・キャンベル・バウアーは顔や雰囲気が結構好み。新人らしいので今後が楽しみ。