2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月のお買い物ソノ5

『エル・ア・ターブル』No.33 SEPT. 2007(特集:技あり! 夏のシンプル料理)が届いた。「パーフェクト・アップルシナモン・パンケーキ」が美味しそう。すいかのシャーベットも気になる。 『ユリイカ』2007年8月号(特集:澁澤龍彦 二〇年目の航海)、先日…

今日のChez Tsubaqui

明太子のスパゲティ、レタスのサラダ、茹でたとうもろこし。有塩バターを切らしていたので無塩の発酵バターを使いましたが、明太子と醤油と混ぜるには無塩の方がしょっぱくなり過ぎなくて良いのかもしれません。BGMは入れっ放しだったAubadeの『LEÇONS DE TA…

訃報2件

もう最近は憑き物も落ちたようでチェックしない日があっても平気なくらいなのですが、昔「訃報マニア」と呼ばれた身としては、このニュースも。年齢を思えば驚かないとはいえ、一晩に2人の監督の訃報を知らされるとは。イングマール・ベルイマンは、今年見た…

7月に見た映画ソノ6

『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』(監督:和田嘉訓)、録画してあったのを見た。これも久しぶりに見てみると、楽しい。アンドロメダ星の王女に見初められて星に連れて行かれそうになるジュリーを、地球の皆が「シーサイド・バウンド」を歌って取…

「澁澤龍彦・堀内誠一 旅の仲間」展

C・スクエアへ「澁澤龍彦・堀内誠一 旅の仲間」展を見に行った。二人がやりとりした手紙の展示。エアログラム(なんだか懐かしい)にみっちりと小さな文字で書かれた堀内誠一の手紙は、イラスト入りで海外の様子を伝えてくれて楽しいけれど、一つ一つ丁寧に…

7月に見た映画ソノ5

録画してあった『ザ・スパイダースのゴーゴー向う見ず作戦』(監督:斎藤武市)を見た。テレビで見かけた美人の発言がもとで、彼女の家まで、まっすぐまっすぐ歩いていく話。人の家も女湯も工場も監獄も十三階段も、何があっても進んでいく。久しぶりに見た…

『吾輩は蚤である』

『吾輩は蚤である』Autobiography of a Flea(作者不詳 江藤潔・訳 ロマン文庫)を読み終えた。人からの頂き物。十四歳の美少女が神父たちに教育されていく様子などを伝える、蚤による回想録。蚤の口調が楽しい。よく分からぬカタカナの単語が多く、これは先…

『唖の黒人女』

『唖の黒人女』la négresse muette(ミッシェル・ベルナール 藤野信二・訳 三崎書房)を読み終えた。預かりものの本なのに、持ち主より先に読ませてもらってしまう。「ポルノ・テーマに挑んだ新しい文学!」だそう。最初の数行を読んだだけだと、建物の様子…

Pierre et Gilles の展覧会

Pierre et Gillesの展覧会がパリのJUE DE PAUMEという美術館で開催中だそう。作品集で眺めたことしかなかった彼らの作品、実際に見てみたいものですが、あのまばゆいキラキラとした世界に入ってしまうと戻ってこられなくなりそうです。行きたいなあ、パリ。 …

『老人と犬』

『老人と犬』(ジャック・ケッチャム 金子浩・訳 扶桑社ミステリー)を読み終えた。あたしがケッチャムを読んでいると知った友人が、貸してくれた本。何人分もの不幸を一人で引き受けてしまったような、老人の人生がすごい。最後の方は読んでいるだけで痛い…

ガトー・オ・ショコラ・ド・ナンシーの応用

妹ソノ1があたしの作ったのを食べて、ガトー・オ・ショコラ・ド・ナンシーを作りたいというので、レシピと型を貸していました(7月12日を参照)。ヘーゼルナッツのパウダーが足りないからアーモンドで代用したというので、どう変わるのか報告を楽しみにして…

7月に見た映画ソノ4

『街のあかり』LAITAKAUPUNGIN VALOT(LIGHTS IN THE DUSK)(監督:アキ・カウリスマキ)を見に行った。「『浮き雲』『過去のない男』に続く敗者三部作の最終章」だそう。一番つらく悲しい作品。最後も、ちょっとほっとするような、かすかな光。敗者だとし…

7月に見た映画ソノ3

『ボルベール〈帰郷〉』VOLVER(監督:ペドロ・アルモドバル)を見に行った。最初と最後がとてもお洒落で、ストーリーも良かった。ペネロペ・クルスがとてもたくましくて、かっこいい。その姉と母も可愛らしくて、女性が皆、素敵。毎度の楽しみでもあるファ…

週末は、映画を見たり食べたり、なぜか働いたりもしつつ、楽しく過ごしておりました。少しずつ報告していきます。

再びGS熱か

ふと思いついて『ザ・スパイダースのゴーゴー向う見ず作戦』をぼんやり見ていました。楽しいのでこの作品ばかり何度も見てしまい、そういえばザ・スパイダースの他の作品はほとんど見ていなかったような気がします。DVDを止めたら、切り替わったテレビの画面…

7月のお買い物ソノ4

『GoodFood』AUGUST 2007(BBC)が届いた。もう届かないと思っていたのに、たぶんこの号が最後かしら。いつもより届くのが早い。先月号の次号予告を見て、8月号も見たいなあと思っていたので嬉しい。美味しそうなスコーンが紹介されていたり、Gordon Ramsay…

今朝の夢

ヨーロッパらしき古い建物のなかの何もない広い部屋で、男性とタンゴを踊っていました。踊るのに慣れていないあたしは、きちんと動けているのか、足元が気になって仕方がありません。先日見た『石の微笑』でタンゴを踊るカップルが印象的でしたが、この夢は…

7月のお買い物ソノ3

『ドラキュラ ドラキュラ 吸血鬼小説集』(種村季弘・編 大和書房)、前に出た本から、小説1つ、エッセイ3つが削られているそうだけれど、英語でしか読んでいなかったポリドリの「吸血鬼」も読めるのが嬉しい。 『羽をなくした妖精』(ユリヨ・コッコ 渡部翠…

マット・ディロンはどこへ

本屋で文庫の表紙を見て知りました。映画『酔いどれ詩人になるまえに』でマット・ディロンがブコウスキー! 『クラッシュ』の後がこれとは。あの美青年はどうなっていくのでしょう。相手はリリ・テイラーだそうで、この組み合わせには、わくわくします。

美人でなくてもファム・ファタルになれる

『石の微笑』LA DEMOISELLE D'HONNEUR(監督:クロード・シャブロル)を見に行った。名まえを聞いただけでは知らない監督だったけれど、この監督の『ふくろうの叫び』は結構好き。建物や風景が好みで、色や間の取り方のようなものが心地良い。 ブノワ・マジ…

楽しい週末でしたでしょうか。あたしは身体につけられた痣がまだ消えません。うふふ。本も買ったりしたのだけれど、それはまた後日。

続・chemiseって

昨日の続き。見つかったので、講談社文庫の鈴木訳を確認すると「une chemise de nylon」は「ナイロンのネグリジェ」だった。辞書によると「une chemise de nuit」で「寝巻き、ネグリジェ」とのことなので、昨夜も考えてはみたのだけれど。果たしてどうなので…

13日の金曜日ですって

人にいわれて気付きました。久しぶりに『13日の金曜日』シリーズで、ケヴィン・ベーコンやコリー・フェルドマンを見たいような気がしました。それと『エルム街の悪夢』のジョニー・デップを懐かしむ、というのも良いかしら。

chemiseって

『Story of O』(Pauline Réage BALLANTINE BOOKS)を、河出文庫の澁澤訳とところどころ平行して読んでいて気になったこと。なんで英訳なんて読んでいるのかは、聞かないで。仏語ができないだけなので。うふふ。でも、この本ではマンディアルグの文章も訳さ…

ガトー・オ・ショコラ・ド・ナンシー

『プロのためのわかりやすいフランス菓子』(川北末一 柴田書店)から、去年作って感激した「ガト・オ・ショコラ・ド・ナンスィ」を作りました。クグロフ型は、真紀子さまの「many many make)シリーズのものを使っています。小ぶりで可愛らしいけれど、多く…

7月のお買い物ソノ2

『GoodFood』JULY 2007(BBC)が届いた。一度サマープディングを作ってみたい。定期購読の更新をしないことに決めたので、たぶんこれがうちに届く最後の号になるはず。 『中学英語でアメリカン・ポルノが読める』(中村康治 こう書房)、『少女ヴィクトリア…

今日のChez Tsubaqui

親子丼、カボチャのサラダ、レタス、鞍掛豆の浸し豆。冷蔵庫にある三つ葉を使わなくては、と思ったときに親子丼しか浮かびませんでした。去年長野で買ってきて気に入った鞍掛豆は、先月長野に行ったときにも買って帰ったので思う存分使えます。あたしは浸し…

『奇術師』

『奇術師』(クリストファー・プリースト 古沢嘉通・訳 ハヤカワ文庫)を読み終えた。最近買ったので、表紙には映画の写真が使われているし、「奇術師」よりも「プレステージ」の文字の方が大きくて、どちらがタイトルなのか分かりづらい。映画は映画用に書…

今日のChez Tsubaqui

雑穀入り白米ごはん、玉ねぎとワカメの味噌汁(というよりも玉ねぎとワカメの味噌煮といった方がよさそうな代物)、めかじきの胡麻味噌焼き、レタスのサラダ、胡麻豆腐。おおーなかなかバランスの取れた献立じゃないの、と思ったのも束の間、食べ始めたら、…