7月に見た映画ソノ4

『街のあかり』LAITAKAUPUNGIN VALOT(LIGHTS IN THE DUSK)(監督:アキ・カウリスマキ)を見に行った。「『浮き雲』『過去のない男』に続く敗者三部作の最終章」だそう。一番つらく悲しい作品。最後も、ちょっとほっとするような、かすかな光。敗者だとしても、ダンディズムな主人公が良い。パンフレットを見せてもらって驚いたのは、「ボルベール」が使われていたこと。2日続けて別の映画で同じ曲を耳にするとは。歌う人も違うし馴染みのある曲でなかったため、読むまで気づかなかったのがオハズカシイ。色などがとても心地よく、もっと長く見ていたくて終わってしまうのが少し寂しかった。