チョコレート・カバード・チェリー・ディライト

少し前の話になりますが、『チョコチップ・クッキーは見ていた』CHOCOLATE CHIP COOKIE MURDER(ジョアン・フルーク Joanne Fluke 上條ひろみ・訳 ヴィレッジブックス)から「チョコレート・カバード・チェリー・ディライト」を作りました。チェリーはBRUNETのジャムのチェリーを、チョコチップの代わりにカレボーのセミスイートに少しカカオマスを混ぜて代用。ソースがとろっとするよりざらついた感じになってきたのはたぶん失敗。流すというよりのせることになってしまっていたし。ソースを3分の2くらい余らせたのは、あきらかに何か間違っている気がします。今でもチョコレートとコンデンスミルクが混ざった物体をもてあましています。本の通りに作ってみたつもりなのですが。材料はわりと贅沢なのに、見た目はお母さんの手作りおやつといった感じ。チェリー入りがあまりに地味なため、チェリー無しで上にアーモンドをのせたものも作ってみたら、そちらの方が華やか。この手作りくささ故に、可愛くも美味しそうでもあります。こんなのでも材料が良いからかけっこう好評でした。うふふ。
これでヴァレンタインは無事終了ということにして良かったかしら。美味しそうなチョコレートが世界中から日本にやってくる素敵なとき、という認識はあったのだけれど、職場で「今年のヴァレンタインはどうしますか?」と相談を受けるまで、元々人にプレゼントする日だった、ということをすっかり忘れていました。さらに風邪で買い物に行ける状態でなくなり、買いそびれました。ああ。実家に帰り、家族全員から父に贈ったことになっている箱から、アニス風味のボンボン・ショコラをいただきました。アニスが好きかどうかはおいておいて、つい珍しそうなものを選んでしまいます。
チョコチップ・クッキーは見ていた (ヴィレッジブックス)