『パルプ』

『パルプ』PULPチャールズ・ブコウスキー 柴田元幸・訳 新潮文庫)を読み終えた。ダメダメ探偵のところに、既に亡くなっている作家のセリーヌをつかまえて欲しいと、スタイルの良い死神が依頼するところから、美女の宇宙人につけ狙われている、なんて話す依頼人が現れたり、もう夢中。文章のリズムも心地良い。安原顯の解説によると「ブコウスキーの遺作にして最高傑作」で、年に一度必ず読み返してもう10回以上読んでいるのだそう。
パルプ (新潮文庫)