- 『ペネロピ』PENELOPE（監督：マーク・パランスキー）を見に行った。衣装と主人公のお部屋が素敵で、胸が痛くなるような可愛らしさ。クリスティーナ・リッチは豚の鼻がついていてもあんまり違和感がないし、結構可愛い。相手のジェームズ・マカヴォイも、トビー・マグワイアを甘くすっきりさせたような感じで、かなり好み。
- 『ミスター・ロンリー』MISRER LONELY（監督：ハーモニー・コリン）を見に行った。疲れていたみたいで、うとうとしていたら隣りの人に起こされた。ものまねの芸人の集団を見ていたら、途中から辛くて悲しくなってきた。
- 『ダージリン急行』THE DARJEELING LIMITED（監督：ウェス・アンダーソン）を見に行った。あの鞄が欲しい！ ファッションには疎くてマーク・ジェイコブスがヴィトンのデザイナーでもあったなんて知らなかった。大きな荷物を持って飛行機や新幹線のために走っているあたしは、始まりからがっちり共感。3人兄弟で海外旅行なんて、なんだか自分とつい重ねてしまうみたい。あんなカラフルな電車に乗ってみたい。インドも1度行ってみても良いかなあという気分にもなる。いい年した大人の男の主人公が楽しそうな映画は好き。いい年した男はキンクスの曲が3曲も使われたとゴキゲン。いい年した女（あたし）は、ちゃんと襟のついたお行儀の良い服を着たエイドリアン・ブロディを、それもピンク色のパンツから惜し気もなく出された細いすねを眺められてゴキゲン。細かいところでもくすくす笑いっ放しで、陽気になれる映画はいいわね。
