『花びら日記』

『花びら日記』と『続・花びら日記 奈々子の青春』(西谷祥子 小学館)を読み終えた。どうも感情移入できない主人公であちらこちら引っかかるものの、ドラマチックで面白かった。そういえば「2号さん」なんて言葉も目にも耳にもしなくなったけれど、「セカンドワイフ」という言葉は初めて見た。でも、彼女の作品なら『ジルとMr.ライオン』や『ギャングとお嬢さん』などの西洋が舞台でお洒落なものをもう一度読みたい。