『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』

『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』(村上春樹 吉本由美 都築響一 文春文庫)を読み終えた。買ってすぐにハワイの途中あたりまで読んで、そのままになっていた。何度も笑ってしまう。書かれてから何年も経ってしまったので、今行っても状況が変わってしまっている場所も多いかもしれない。エビフライドックは「あってもおかしくはない」とは思っても口にしたことはないかも。「名古屋のラブホはとにかくすごい」なんて、聞いたことがなかった。そんなユニークなホテルに足を踏み入れた記憶もないし。住んでいると地元のことって知らないものなのね。日本通のアメリカ人が、アメリカの名古屋はという話で「クリーヴランド」と断言したそう。全然アメリカに詳しくないあたしは、これまで勝手にボルチモアあたりじゃないかと考えていたのだけれど。まだまだ知らない土地が多く、どこにでも行ってみたいと思いつつ、とりあえずハワイに一度くらい訪れてみたいような気もする。
東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)