『鳥の神殿』

『鳥の神殿』WILLARD AND HIS BOWLING TROPHIES(リチャード・ブローティガン Richard Brautigan 藤本和子・訳 晶文社)を読んだ。好き。ブローティガンって、何を読んでも時々くすっと笑って後はめそめそしたくなってしまうのだけれど、これも無能になってしまったボブへのコンスタンスの想いが切ない。『O嬢の物語』ごっこ。使えないサディストは哀しい。