最近見た夢

もう一人の女性と一緒にスパイか探偵の訓練を受けていて、ビルの屋上を歩いていました。あたしはただぼんやりと歩いていただけなのに、もう一人は下の部屋の見取り図とさらに目的の書類のあるキャビネットの位置まで描いて説明するので、ただ歩くだけで足の下の部屋についてどうしてそんなことまでわかってしまうのかと驚きました。彼女について書類を取りに忍び込むのだけれど、彼女のやり方があまりに大胆で、あたしは敵から丸見えだし警報は鳴るしドキドキ。


ギルバート・グレイプ』のお母さんみたいな体型のオジー・オズボーン(の顔をした誰か)を病院か施設かへ連れて行くことになり、皆で神輿のように担いで行く途中、「オジー(に似た誰か)は病院へ行きたくないのだからやはり家で看てあげなきゃ」と思って向きを変えると、皆もあたしを軸にしてくるりと回転し、元の建物へと戻って行きました。


友人が車で実家まで送ってくれました。家の中に入ってから何か聞き忘れたことを思い出して外に出ると、友人は車の中で緑豆のぜんざいを食べていたので、邪魔をしてはいけないと思って引き返しました。その友人が免許を持っていることは知っているのだけれど、車に乗せてもらったことも、彼女が運転している姿を見たことすらありません。少し離れたところから見て、小豆のぜんざいでなく緑豆のぜんざいだと分かる(というのか思い込む?)自分がすごい。


実生活ではとても頼り甲斐のある面倒見の良い先輩が、実際の姿とは似ても似つかぬ白いぶよぶよの固まりとなって車椅子に座っていました。全く不思議にも思わず楽しく話をしてから後ろ姿を見送っていると、交差点の横断歩道を渡る車椅子に曲がって来たトラックがぶつかり、暗い部屋の銀色の台の上にのった白い固まりが見え、骨壺の入った箱を抱えてあたしは泣いていました。 起きてからこの話をしたら、「勝手に人を殺すなよ」と笑われました。後日その先輩に会いましたが、もちろん普通にお元気そうでなにより。