見た映画

  • 『スプリング・ガーデンの恋人』Hope Springs(マーク・ハーマン Mark Herman)

全然知らない映画だったので、見かけた時についDVDを買ってしまった。コリン・ファースが主演だから、という理由だけで、パッケージの野暮ったさから内容は全然期待していなかったものの、紅葉の景色がきれいで出演している人が微妙に豪華という以外、あまり取り柄の無い映画だった。俳優は良い人を集めているので、もっと面白くもできたような気がする。コリン・ファースが腰にタオルを胸にマフラーを巻きつけて、ひょこひょこする姿が見られたから良いのか?? 英語字幕にして見返しており、「実は結構気にいっているのではないか?」と言われている。

録画してあったものを。普段飲まないのに眠気冷ましにコーヒーをいれて飲んだら、その影響なのか朝まで全然眠れなかった。気をつけたい。仕方なく夜中に一人で見始めたら、隣りの部屋で寝ている人がいるとわかっていても、こんなの最後まで一人で見られない、見てしまったらトイレにも行けない、鏡のあるところで手が洗えない、と30分くらいでリタイア。怖い映画が好きなのに、久し振りだからか一人だと耐えられない。妹とお菓子でも食べながら明るい部屋で見たい。将来もし一人暮らしでもすることになったら、見られるのだろうか、大丈夫か、と思ったら不安で泣きそう。翌日の昼間に、昼寝している人の横で続きを。昼間なら、なんとか大丈夫だった。これ、特に期待していなかったけれど、良い。蝋人形を作る蝋を吹き付ける機械がかっこいい。双児と双児の対決! かわいい若い男女が出ているし、こういう映画に期待されているものが、きちんと揃っていて、安心して楽しめるというのか。つい妹にもすすめてしまった。

  • 『蛇男』Le Serpent(エリック・バルビエ Eric Barbier)

録画してあったものを。イヴァン・アタルが主演というだけで録画してもらったら、肌に鱗があって舌の先が二つに割れている男の話ではなかった!! オルガ・キュリレンコが出演しているなんて知らなかったから、嬉しい。復讐する理由がわかると、なんだかそちらに同情してしまう。運動神経の良さそうな描写も無かったような気もするし、小鳥を逃したりしてちょっと鈍臭そうですらあったイヴァン・アタルが、途中から窓を割って飛び降りたりアクションスターのような活躍で、人生何が起こるか分からないし、いざという時のために少し身体を鍛えておこうかと思った。

  • キングスマン』Kingsman: The Secret Service(マシュー・ヴォーン Matthew Vaughn)

英語の予告を見て以来、なんだかよく分からないまま、楽しみにしていた映画。最初にタイトルが出てきた時は、あまりの安っぽさにやや不安になった。一緒に行った妹は、別の映画を上映している部屋に入ってしまったのかと思ったそうだ。新人が突然ものすごい仕事を任されている。サミュエル・L・ジャクソンがとても若く見える。んー、コリン・ファースの活躍するところばかりを何度も見ていたい。

泣けて、泣けて、困る。リース・ウィザースプーンも、もちろん良かったけれど、ローラ・ダーンが素晴らしかった。原作も読みたい。