2007-02-17 2月に読んだ本 読書 『O嬢の物語』(ポーリーヌ・レアージュ 澁澤龍彦・訳 河出文庫)、久しぶりに読み返してみた。ずーっと素直に読み進んでしまって、鈴木訳との違いを意識するのを忘れてしまった。この作品、やはり面白い。「女の子って、なんでO嬢が好きなの?」ってきかれたけれど、これって、上手く説明できないのね。 『翻訳家の仕事』(岩波書店編集部編 岩波新書)、これについては先日書いたわね。 『恐るべき子供たち』(コクトー 中条省平、中条志穂・訳 光文社古典新訳文庫)、妹に借りて昔読んだのは、確か『怖るべき子供たち』だった。その後、映画も見たけれど、それもかなり昔の話。他が手許になくて比べられないけれど、この人の訳は分かりやすい気がする。この本はイラストが多いのも楽しい。さて、この話に出てくるざりがにって、どんな調理のなされたものなのかしら。