5月に見た映画ソノ1

『バベル』BABEL(監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ)を見た。気分の悪くなった話は先日書いたわね。うふふ。鑑賞のための注意書きをもらったときはへらへら笑っていたのに。
http://d.hatena.ne.jp/tsubaqui/20070503#p1
ケイト・ブランシェットは美人だった。ガエル・ガルシア・ベルナルはインチキ臭い顔になっていた。日本の部分がすごい。今の高校生が実際にどうなのか知らないけれど、日本人の高校生の女の子がバレーボールの審判に中指立てたりして抗議するかしら。「J-POP」なんて名まえの店があんなに繁盛しているなんて。高校生の女の子が、機嫌の悪い友達を、男と寝たことがないから、なんてからかうかしら。笑ってしまうところが何ケ所か。別にかまわないけれど、菊地凛子は顔も身体も高校生には見えない。エル・ファニング(似てると思ったら、やはりダコタ・ファニングの妹なのね)が履いていた赤い靴、カンペールのような気がするけれど違うかしら。可愛かった。『アモーレス・ペロス』は好きじゃないけれど、ずしんと肩にのしかかってきたし、『21グラム』も辛かったのに、なんだかこの作品はあまり感じられるものがない。