内藤ルネ展

少し前のことになるけれど、刈谷市美術館に内藤ルネ展を見に行った。女の子の形のチケットがかわいい。弥生美術館での2度の展示を見ているおかげで、あまり新鮮さや驚きはないのだけれど、今回は雑誌に載っていたバッグ、帽子、ドレス、ぬいぐるみ等が再現されていたりもする。ぱあっとわくわく明るい気分になる。『ジュニアそれいゆ』の開かれたページをついしっかり読んでしまう。リアルタイムで経験したと思われる大きな乙女らが雑誌の付録等についての思い出を語り合っているのも微笑ましい。うちの母も知らないご婦人と少し盛り上がっていたみたい。グッズの原画に書き添えられている指示等は、彼の人柄があらわれているようで読んでいて楽しい。図録を購入。あたしも、もっとオシャレをしなくては。今日、妹に貸すために『内藤ルネ自伝 すべてを失くして』を出してきてぱらぱら眺めていたら、この本はやっぱり面白い。