ターキッシュ・ディライト

ここにはまだ書いていなかったと思うのですが、去年、ダブリンのマークス&スペンサーでターキッシュ・ディライトを買ってきました。名まえだけ知っていて、どんなものか気になっていたのです。帰国して土産に持って行ったら、ナルニアで魔女が子どもを釣るのに使ったお菓子がこれだと、妹に教えられました。映画を見たのにあまり憶えていません。さて、味は原材料を読むとだいたい想像がつくのですが、ねっちりとしたお餅のようなゼリーのような、極度に甘いお菓子です。ローズとレモンの2種類入っていて、バラの石けんを齧っているような強烈な風味。食感は好みです。家族や恋人と楽しく試食してからはなかなか減らず、まだ残っていたので(賞味期限切れているけれど、こんな砂糖菓子は大丈夫でしょう)、2作目を見た記念に口に入れてみました。決して嫌いじゃないのですが、あまりの甘さと香りの強さに泣きそう。あと残りは1つずつになってしまって、ほっとしたような寂しいような。きっとたまに思い出して食べたくなりそうです。鮮やかな色のものに白い粉がまぶされて、ほんのりピンクと黄色の乙女チックなお菓子です。