7月に見た映画ソノ4

  • 『記憶のはばたき』TILL HUMAN VOICES WAKE US(監督:マイケル・ペトローニ)、録画してあったのを見た。うっとり漂うような気分に。ガイ・ピアースヘレナ・ボナム・カーターも良いけれど、少年少女の2人は胸が痛くなるくらい素敵。できればあのまま成長しないで欲しい。T. S. エリオットの詩「The Love Song of J. Alfred Prufrock」が重要な鍵となっていて、後から気付いたけれど原題もこの詩を引用したもの。この詩の話が出てきて「おお!」と叫びそうになったのは、今読みかけている『SHE'S NOT THERE』にこの詩についての話が出てくるのだけれど、「Prufrock's Love Song」としかなかったので、J. Alfred Prufrockという詩人の書いた詩の話だと思い込んでいたから。この映画のおかげでエリオットの詩なのだと知る。すごく有名な作品みたい。ハズカシイ。考えたらエリオットって「キャッツ」の原作の人というくらいしか知らなかったかも。日々こうやって少しずつでも賢くなっていくのだねえ(ぜひそうであって欲しい)。