焼きりんご

焼きりんごを作ってみました。紅玉を手に入れたので、実家でりんごの芯抜き(何年かに一度の貴重な活躍の機会を、この子に与えたわけ)を借り、昔のオーブンに付いていた本から妹が作り方を読み上げてくれたのと、ネットの情報を参考にして。焼きりんごなんて、何年も食べていなかったような気がします。

一応、今回のレシピを簡単に記しておきましょう。

  1. 下まで貫通させないように、りんごの芯を抜いて、竹串を適当に何カ所か刺しておく。
  2. 1個あたり、大さじ1くらいの砂糖と適量のシナモン、バター10g弱を穴に入れてラム酒を小さじ1くらいふりかける。量は本当に適当。
  3. 予熱しておいた180℃のオーブンで30分くらい焼く。

35分でセットして、出してみたら皮が割れてずるりとめくれかけていたのは、温度や焼き時間の問題なのか、または違う原因なのか。それらは今後の課題に。りんごは1つずつ、エミール・アンリのオニオンスープボウルに入れて焼きました。外にはねるし汁も出てくるから、少し深めの容器が良いように思います。この色のきれいな耐熱食器は焼きたてをそのまま出せてしまうのが魅力。クリームなどは無しで、そのままいただきました。酸味が強いからか、甘みは控えめに感じられます。あたしはこれくらいでちょうど良いような気がするものの、バルタザールには「酸っぱい、酸っぱい」と本当に酸っぱそうな顔をされて、もっと甘くても良いとのこと。ふうん。もう少しだけ甘みを加えても良いかしら。柔らかくてスプーンで簡単に崩れる甘酸っぱい焼きりんごは、少し懐かしいような気分にさせます。「おいしかった。こんなの2つか3つくらいぺろりと食べられそう」1つ食べ終えてそういうと、呆れられてしまいました。