『星の帆船』

『星の帆船』THE SHIP THAT SAILED TO MARS(ウィリアム・M・ティムリン William M. Timlin 作/絵 舟崎克彦・訳 立風書房)を読んだ。きれいな絵本だから読むといいといって貸していただいたもの。繊細な、それでいて少しユーモラスだったりもする挿絵にうっとり。時々これからも眺めたくなりそう。船で火星へ旅するお話も楽しい。『宇宙戦艦ヤマト』が人気だった頃、「なんで船なのよ?」なんてことがいわれたけれど、そのずっと昔にもっと優雅な帆船で宇宙に行くお話があったのね。舟崎克彦といえば「ぽっぺん先生」のシリーズも久しぶりに読んでみたいような。