『移動祝祭日』

『移動祝祭日』A MOVEABLE FEAST(アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 高見浩・訳 新潮文庫)を読み終えた。読んでいて気持ち良く、面白い。そして色々思うことあって、少しつらくなる。フィッツジェラルドとのエピソードがすごくて、何度も笑う。ゼルダの作品も読みたくなった。ブレーズ・サンドラールが右腕を失っていたなんて知らなかった。『オリンピア・プレス物語』とこの本を先に読んでいれば、シェイクスピア・アンド・カンパニーに行ったときにもっと感慨深かっただろうに。単に英語の本を扱っている本屋さんとしか知らずに入り、ぼやぼやしながら少し買い物をしただけだった。もったいない。
移動祝祭日 (新潮文庫)