一昨日くらいの朝方見た夢

映画館で映画を見ていました。フランス人がバカンスで着そうな綿のワンピースを着て、裸足の足を座席にのせて膝を立てて(普段はこんなにお行儀悪くない)、大口あけてげらげら笑って。隣りに座っていた知らない男が「もう我慢できない」といって、いきなりあたしの首を片手でぐっと掴んで絞め、それから席を立ってどこかへ行ってしまいました。劇場は明るくなり、長い映画の休憩時間のようで、映画館のスタッフが通路に等間隔に立って体操を始めます。飛行機で乗務員が安全のための実演をするのに似た感じ。あたしはさきほどの男をさがしに席を立ちました。

家で、フリッパーズ・ギターの新作のCDを手にして眺めていました。紺色にマゼンタと黄緑のラインで、コーネリアスっぽいデザインのジャケット。

いつの時代なのかわからないけれど、文壇の人が集まるという飲み屋。身よりのないあたしは、ぼやっと壁に貼られた写真だとかを眺めていると、その店の女将が、わりと年配の男性に向かって「この子、××ちゃんに似て、けっこう使えそうでしょう」なんて話していました。


パーフリの新作なんてものが、たとえ夢の中でも存在したのなら、なんでぼんやり眺めていないで聴いてみなかったのか、それだけちょっと悔やまれるような。