センセイの鞄ごっこ

わけあって、とある紳士にごちそうに。普段は飲まない日本酒もちょっとだけいただいてしまいました。意外に映画の話などで楽しい時間を過ごすことができました。鏡花に始まり、本のお話も。『センセイの鞄』は良いよね、という話をしていましたが、考えたら、あたしと紳士の年の差は、ツキコさんとセンセイの年の差とちょうど同じくらいなのでした。うふふ。最初にお会いしたときに、お洒落な人だなあと思わせた趣味の良い鞄をさげた彼は、あと何年かすると、素敵なセンセイになりそうな人でした。お別れしてから少しゴキゲンだったあたしは、ハーゲンダッツのヘーゼルナッツを買って帰り、一人でゆっくりいただきました。