『禁断のフランス・エロス』

そういえば連休中、生田耕作についての文章があるからと見せてもらったのが『トーキングヘッズ叢書 NO.30 特集★禁断のフランス・エロス』(アトリエサード)。「??」とか「?!」となる箇所もちらほら。セレナ・ウォーフィールドが「ジョルジュ・バタイユの2番目の妻ダイアンのペンネーム」とは知らなかった。『少女ヴィクトリア』って、最初に買って最初に読んだロマン文庫で、挿絵も國義で話もけっこう好みだった記憶が。
生田耕作の手書き原稿の写真が見られる。これまで署名でしか見ていなかった彼の文字は、なんとなく想像の通り、上手い字とかきれいな字というものではないけれど、読みやすくて原稿用紙のますからずれていたりする箇所が可愛らしく、結構力強い感じのするものだった。わりと好み。

禁断のフランス・エロス (トーキングヘッズ叢書 第 30)