『クリント・イーストウッド アメリカ映画史を再生する男』

クリント・イーストウッド アメリカ映画史を再生する男』(中条省平 ちくま文庫)を読み終えた。気になっていたものを貸していただいて。彼について本で読むのは、すごい昔のシネアルバム以来だと思う。まだいくつも見ていない作品があることを思い出し、昔見たきりの好きな作品をいろいろ見直したくなる。それで下の『ダーティハリー』を見たわけ。「愛する女が強姦されるという物語へのイーストウッドの執着は、いささか尋常でないように見える。」とあるのには、本当にその通りだと笑ってしまう。中条省平って翻訳くらいしか読んでいなかったけれど、彼自身による文章もいろいろ読んでみたくなった。
クリント・イーストウッド―アメリカ映画史を再生する男 (ちくま文庫)