今朝の夢

寝ぼけながら起きてリビングへ行くと、そこは実家という設定なのか、母や妹が慌ただしく朝の支度をしていました。そこへ入って来たのは、実生活で久しく会っていなかった友人なのだけれど、あたしが起きてくる前から家に居たような自然さで入って来ました。「頑固じいさん孫3人」のカプランさんか、とつっこみたい。友人と一緒に電車に乗りました。アメリカの映画で見かけるような街の上を走っているような電車。さきほどから大事に抱えている封筒の中身を訊ねると、古本屋に注文していた長年の探求書が届いたのだそうで、嬉しそうに本を出して見せてくれました。カッパ・ブックスかハヤカワ・ミステリか、そんな感じのサイズの本で、裏表紙の写真はアラーキーの「さっちん」みたいな少年。なんだかよくわからないけれど、その少年が走る話らしい。友人は嬉しくて仕方がないのか落ち着かない様子で「ぼく、走りたくなってきちゃった、走ってくる」というなり立ち上がり、ちょうど駅に着いて開いた電車の扉から外へ飛び出し、どこかへ走って行ってしまいました。
楽しそうだったので、心配することもないのだけれど、ちょっと気になってつい本人に連絡してしまいました。普通に元気らしくて、なにより。お誕生日を迎えたばかりの人なので、大きく飛躍の年になりますように。