最近見た夢

バルタザールが布団の中から、隣りの部屋の机に向かっているあたしに呼びかけます。「こんなものを、こんなところへ放っておくなんて」といって投げつけられたのは使用済みの生理用品。えー、こんなもの、そこらへんに散らかしておかないもん、絶対ちがうもん、と、じたばたしていたら、知らぬ間に起き上がったバルタザールがやってきて、すれ違いざまに「人のスリッパだって勝手に履くし」というので見下ろすと、左足だけ花柄のスリッパの上にブルーグレーのスリッパを重ね履き。こんなの知らないもん、やってないもん、と「うわーん」ってなったら、現実の電話で起こされました。
朝から理不尽な電話でした。花柄のスリッパもブルーグレーのスリッパも、実際の家にはありません。「あなた、夢の中ですっごいヤなヤツだった」と恨めし気にいうと、「あなたはいい逃れできない状況になるとすぐに逆ギレする」といい返されて、「だって知らないもん、スリッパ履かされてたのもフリーメイソンの陰謀だもん」と騒いでいたら「フリーメイソンは、そんなしょうもないことやらないよ、フリーメイソン、今きっと怒ってるよ」と。うー


本筋は憶えていないのだけれど、KFCのドライブスルーで買い物していました。その後、とある道の駅ではミニストップのソフトクリームだけのお店があるのを発見し、カシスとマンゴーとバニラの3つのフレーバーのミックスされたソフトクリームを買って妹とまわして味見。KFC、そういえば久しく食べていません。カシスとマンゴーとバニラのソフトクリームは、実際にあれば食べたいです。たぶん買います。


知人(男性)が何年ぶりかで突然訪ねてきました。かなり深刻そうな顔をして何かいいたそうなのに、ほとんど口をきかず。知人が外に出て話したいことがあるというので、母に夕食は外で食べて来るというと、あたしの夫にもその旨伝えてから出掛けるようにいわれ、夫のところへ行ったら、夫(現実では元恋人だった人)は無言で恨めし気にこちらを見上げるだけ。「何よ、辛気くさい顔して」と少し不機嫌になりつつ出掛けます。どうも夢では、結婚していて夫と一緒にあたしの実家に住んでいるようでした。
ゆったりとしたお座敷でつまむものを広げた場になると、知人の先程の深刻さはどこへいったのか「四谷シモンの展覧会って行った?」「ああ、何年か前のものでしょう? 図録を持ってるから今度貸すわよ」なんて、わりと普通の会話。
そして場面は変わり、車の後部座席でその知人とキスしようとしたところへ、突然見知らぬ女性が外から車の窓を拭き始めました。「なんだ、あの女」と、うんざりしながら、ぼけっと眺めていたら、車の前から身体と手を伸ばしてフロントガラスを拭く女性の向こうから、後のドアを開けたままのワゴン車がバックしてきて、女性が挟まれ「ぐえっ」とあたしたちの目の前に伸びてしまいました。ワゴン車に乗っていた人らが女性をワゴン車の中へ運び入れるので、あたしも車を降りて、ワゴン車の中へ。女性は気を失っているだけでなんともなさそうだとわかり、なんだかなあと思いながら自分の車へ戻るところでお目覚め。
あたし、前世では妻を泣かせてお茶屋や遊郭や妾のところへ遊びに行くようなおっさんだったかもしれないなあと思って、「なんだか、あたし、前世ではおっさんだった気がするのよ」というと、「ああ、そうだねえ。ブリーフ一枚で道端をふらふらしているような」って、どういうこと????


秘密結社の集会が祖母の家でありました。適当な席に腰掛けて周りを見渡しながら始まるのを待っていると、近くの席の男性が「あんた、いつから××会(ある事情で現実に所属している会の名まえなのだけれど、現実のものは秘密結社ではないと思います、たぶん)にいるの? わたしは▲▲県の者だけど、○○年くらいになるかな」と話しかけてきて、へええ、会員は地元の人だけかと思ったら全国にこんなに存在するのか、と感心していました。
場面は変わり、下へ降りようと思って階段の手すりに手をかけて見下ろすと、何十メートルもあるような高さというのか深さというのか。手すりはぐらぐらして頼りなく、端にある下へ降りる階段は、縄梯子よりもましかも、というような心細いものでした。下へ降りるのをためらっていると、妹がやってきて「おばあちゃんの信仰していた神様がいるから拝みましょう」というので、仕方なく妹の後について大きな柵の中の神殿に入り、妹がするのを見習って正座して手を合わせました。
家の外へ出たら、家は山の頂上にあるのか崖のふちにあるのか、傾斜が70度か80度くらいありそうな急な斜面が続き、ふもとは遥か彼方。そしてふもとから家まで2列くらいトラックやらワゴンやら大きな車や荷物が連なっていました。順番に並んでいるというより、積み上げられているといった感じに。その車や荷物に時々手をかけつつ、坂を駆け下りて行きます。途中で知人を見かけても、「あっ」と手をあげて挨拶しようとする頃には知人よりもかなり下へ進んでしまっています。
この夢とは無関係だと思われるのだけれど、寝言で「なんなのよ」といっていたそうです。