見た夢

旅館の12畳くらいの部屋に居る。布団が何枚も積み上げてあり、合宿か何かか。襖が開いており、繋がっている隣りの部屋も見える。隣りの部屋には15人くらいの人が輪になって座っている。生きているようには見えないくらい青白く、目が異様に大きい。一人が話しているのを、皆が大人しく聞いている。あたしに背を向けて話している人は、自分の無念な死に方をした時の様子を語っていて、もうすぐこちらを振り向いて「お前のせいだ!」と叫ぶだろうと、あたしは何故か知っている。それを確認したいような気もしつつ、そんなものは見てはいけなくて、こんな夢からは目を覚まそう、どこかへ引き込まれないように隣りに寝ている人につかまろう、なんて思っていたら、ぼんやりと現実に戻って来た。
夢十夜』みたいな夢を見たと話すと、「だからといって、人のことをぽかぽか殴って良い理由にはならない!」と言われた。ええ??