- 『美味礼賛』（海老沢泰久 文藝春秋）、どこかで仕入れた情報で、辻静雄の評伝が面白いらしい読みたい、といっていたら見つけた。帯に「辻静雄の半生をえがく伝記小説」とあり、後ろを見ると「この作品のモデルは、大阪あべの辻調理師専門学校校長の辻静雄である。ただし物語は架空であり、……」とある。勘違いしていたみたいで、彼をモデルにした小説だったとは。迷ったけれど、評判が良さそうなのでとりあえず読んでみたい。文庫も出ていたのを後で知った。
- 『食生活心得帖 食物に関する十八年間の研究』（村井弦斎・著 村井米子・編 新人物往来社）、「『食道楽』の増刷版に発表されたもの」だそう。以前、江戸の料理の本で気になった西瓜糖についての章もある。楽しみ。
他にもあるのだけれど、明日は朝が早いのです。おやすみなさい。
