今日はお客も放って一日中眠っていました。呆れるくらい。どうしたんでしょう。
あたしは一人で海岸沿いの道を歩いていました。仕事を探しているか、仕事の面接に行くようでした。ある寺の中に入っていくと、屋外のかなり大きな土産物売り場があり、見渡しながら「この仕事があたしにつとまるかしらん」なんて思いつつ、近くの女性に声をかけると、奥の方へ連れて行かれて小さな洞窟の入り口の前に出ました。暗い中を手探りで進んでいくと中に狸のミイラ（剥製かもしれない）がまつってあるのだそうです。暗い中を一人で行くのは怖いのと、なんとなくその狸のミイラを見たことがあるような気がしてきたので、入るかどうか迷って結局入らずに家に帰りました。バルタザールに、狸のミイラなら前に一緒に見たじゃないですか、といわれて、そうかもしれないなあと思いました。
目が覚めてから「狸のミイラを一緒に見ましたっけ？」ときいてみると、見たことないとのこと。そうよねえ。あたしも、そんな記憶はないですもの。仕事探しというのは、読んだばかりの『勝手に生きろ！』の影響でしょうか。
海の水を大きな四角い寒天の固まりのように切って取り除くと、殺人現場の被害者の絵みたいな人の形が海底に描かれている、そんな図を海上保安庁で見せ見せられている、そんな夢も見ましたが、なんだったのかよく分かりません。
