『閉店時間 ケッチャム中篇集』

『閉店時間 ケッチャム中篇集』Closing Time and Others(ジャック・ケッチャム Jack Ketchum 金子浩・訳 扶桑社ミステリー)を読み終えた。「ヒッチハイク」と「川を渡って」がわくわくして好き。「ヒッチハイク」は映画向きだなあと思いながら読んでいたら、解説によるともともと映画脚本として書いたものを小説化した作品なのだそうで納得。「雑草」は岡崎京子の作品を思い出させたのだけれど、どの作品集のどの作品かは思い出せない。カップルが快楽のために殺人までしてしまうのだけれど、あちらは逃げ切ってしまう話し。カバーアート&イラストコレクションのページの「Ketchum's Gallary」の文字が(今気付いたけれど、これ「Gallery」でしょ?)、ハーレクインとかの方が似合いそうな書体で、なんだか余計に不気味。
閉店時間 (扶桑社ミステリー ケ 6-9)