『バーン・アフター・リーディング』

バーン・アフター・リーディング』BURN AFTER READING(監督:イーサン・コーエンジョエル・コーエン)を見に行った。楽しい。人が死ぬ場面でこんなに笑える映画も少ないのでは。これまで神秘的なイメージが強くて、こんなに人間っぽいティルダ・スウィントンを初めて見た。彼女とマルコヴィッチの夫婦なんて、少し怖いけれど、かっこいい。ブラッド・ピットは、好青年よりも『ジョニー・スエード』や『トゥルー・ロマンス』のようにちょっとおばかさんだったり『12モンキーズ』や『カリフォルニア』のようにいかれた役を演じている方が好きなので、これはわりと気に入る。同行者に「ブラピだけが目当てで見るという人には、予告篇だけで十分かも」といわれて笑う。確かに。