最近読んだ本

  • 『オカルト入門』(W・E・バトラー Walter Ernest Butler 大沼忠弘・訳 角川文庫)

「透視力を身につけるには(How to Develop Clairvoyance 1968)」と「サイコメトリの行い方(How to Develop Psychometry 1971)」と「オーラの読み方(How to Read the Aura 1971)。「これは名著」といわれたので読んでみたけれど、面白い。素晴らしい。「エーテル的電池の再充電」には、松の木の幹に背をしっかりつけて座り、リラックスするのが良いのだそう。松とモミが好ましく、その次はカシ、ブナ、リンゴ。ニレはよろしくないのだとか。憶えておこう。横尾ちゃんの表紙も素敵。

名古屋が舞台。生活創庫のゴスロリフロアとか、「あの頃あった、あった」といちいち思う自分。3番街のスガキヤって、昔は女性専用だったような気もしたけれど、この作品の時代にはそうではなくなっていたのかも。今はどうなっているのかしら。時々「?」と思うこともあるものの、生粋の名古屋ジェンヌとはいえ、そんなに名古屋について詳しいわけでもないので、なんとも。地元について何も知らないことを思い知らされたような気にすらなる。お菓子の城は、行ってみたいと思いつつ、まだ行ったことがないし、コメ兵に何か売りに行ったことも何か買ったことすらない。
中学生くらいの女の子を主人公にした作品の方が、男性が主人公の作品より魅力的のように感じる。