- 『ザ・ウォッチャー』THE WATCHER(監督:ジョー・チャーバニック)、録画してあったのを見た。最初のキアヌ・リーヴスが踊っているシーンにげんなりして、安っぽい映像にその後もなかなか楽しめない。彼が殺人鬼の役ということで気になっていたのに。ジェームズ・スペイダーとマリサ・トメイが見られて良かったことにする。
- 『告発のとき』IN THE VALLEY OF ELAH(監督:ポール・ハギス)を見に行った。ポール・ハギスの作品は、重たい内容でもなんだか心地よくて好き。スーザン・サランドンとシャーリーズ・セロンは、衣装も化粧も地味なのに美しく色気があってうらやましい。ジョシュ・ブローリンは、セクシーというよりエロい。Special Thanks to の一番上にクリントの名まえが。
- 『ハプニング』THE HAPPENING(監督:M・ナイト・シャマラン)を見に行った。見に行く前に「どう締めくくるか予想しましょう」といわれて、結末がどうだとかはあまり興味がないなあと思いつつ、思いつくまま適当にあれこれあげていたら、そのいくつもが当たってしまう。劇場にいた若い女の子も「主人公の夢だったっていう結末だと思う」なんて話していたり、皆、そういう楽しみ方をするのかしらん。『シックス・センス』といい、始まりの部分で暗示というよりもかなりはっきりと説明してしまうのは、どうかと思う。子どもの頃、深夜や日曜の昼間に見た、時間を無駄にしたかも、という映画を、鮮やかな色で大きな画面で見せられたような感覚。あんまりいろいろ詰め込まれた内容ではないので「トワイライト・ゾーン」とか「世にも奇妙な物語」とかを思い出させて、ヒッチコックみたく最初と最後にシャマランが顔を出してコメントし、CM入れて60分以内に収めて、できればTVで放送してくれればいいのに、なんて話しながら帰る。