- 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』THERE WILL BE BLOOD(監督:ポール・トーマス・アンダーソン)を見に行った。最初から興奮しっ放し。不気味だけれどうっとりするような風景。音楽も気に入る。ダニエル・デイ=ルイスは怖い。そしてやはり指がきれい。『リトル・ミス・サンシャイン』で気に入ったポール・ダノが可愛い。背の高さを持て余すような猫背気味な姿がたまらない。この2人の迫力に圧倒されてぐったり。それにしても、なんで彼ら2人の共演した作品で日本未公開なんてものがあるのか。原作も読んでみたいと思ったものの、分厚くて2段でとても長そうだったので保留。
- 『フリーダムランド』FREEDOMLAND(監督:ジョー・ロス)をDVDで見た。「子どものいない未来のSF映画、タイトル忘れちゃったけれど、あれが見たい」「ああ、ジュリアン・ムーアが出てるやつね、見たい、見たい」とレンタル屋に行って、パッケージの彼女の顔と子どもが消えたらしいというのだけ目に入ったので借りて見たら見事間違い。見たかったのは『トゥモロー・ワールド』らしい。この話を家族にしたら、皆は「子どもが消えた、ジュリアン・ムーアの映画」というと『フォーガットン』なのだそう。さて、この映画、劇場で予告を見た印象では勝手にオカルトなホラー映画だと思い込んでいたので、社会派な話の展開にびっくり。
- 『ハンティング・パーティー』THE HUNTING PARTY(監督:リチャード・シェパード)を見に行った。この監督の『ニューヨーク恋泥棒』は好き。
- 『アイム・ノット・ゼア』I'M NOT THERE(監督:トッド・ヘインズ)を見に行った。すごく眠たい日で、悲しいことに半分くらい夢うつつでよく分かっていない。もう一度きちんと見たい。『ベルベット・ゴールドマイン』も眠たかったような気がする。ケイト・ブランシェットは素敵。これを見たと人に話したら「ボブ・ディランの曲が沢山流れるんでしょう?」ときかれて、「Like A Rolling Stone」と「Knockin' on Heaven's Door」の2曲しか知らない、と答えて顰蹙を買う。スミマセン、彼についてはよく知らないの。