『バブルの肖像』

『バブルの肖像』(都築響一 アスペクト)を読んだ。バブルの頃は少ないお小遣いをもらってつつましく暮らす学生だったので、派手な話はテレビや雑誌などで入って来るくらいだったと思う。「あーこんなの、あったあったー!」ということから、「イタタタタ」とあまり思い出したくなかったこともありつつ、今になって知ったことも多くて面白かった。日本人が絵画やらお城やら買い漁っていたことも、今の不景気な話ばかり聞かされている日々からすると遠い昔のことみたい。その頃にできたもので、今は無くなっている建物もあり、いろいろと切なくなる。名古屋デザイン博は行っていないのだけれど(万博も仕事で行っただけ)、シーガイアとハウステンボスは行ったっけ。無駄に派手にお金を使うのって、好き。
バブルの肖像