読んだ本
どちらも厳しい話だけれど、『愛しているといってくれ』の方が優しい。好き。ベストセラーだったようで、ライザ・ミネリがジュニー・ムーン役で映画化された『愛しのジュニー・ムーン』も見てみたい。小説では顔全体に硫酸をかけられていたけれど、映画では顔の半分は元のままだったみたい。そうだよねえ。
- 『怪物』(アゴタ・クリストフ Agota Kristof 堀茂樹・訳 早川書房)
手許に3冊揃ってるのかと思っていたのに、よく見たら2作目の『ふたりの証拠』の代わりにこれだったので。この作家は合わない気がする。
- 『ふくろうの叫び』The Cry of the Owl(パトリシア・ハイスミス Patricia Highsmith 宮脇裕子・訳 河出文庫)
マチルダ・メイが出ているので映画は見たことがあるものの、ほとんど記憶に無いからか、ものすごく楽しめた。この作家は好みのような気がする。「後味悪いよ」と何度も警告されていたけれど、悪くても構わないのよ。映画も、もう一度見たい。