怖くて目が覚めた

知人らと10人くらいでレストランに行きました。右隣りの席に座った10才くらい下の若者が、白いテーブルクロスの下であたしの脚に彼の脚をからめてきて、あたしの両の手をそれぞれ握りました。悪い気がしなかったので、そのまま好きなようにさせていました。左隣りの5才くらい上と思われる女性がそれに気付いたようで、ちろちろと彼女の視線が感じられました。何かの用事で席を立ったとき、その若者から「貴女はいつもそうやって、どっちつかずの態度をとる。もうこれ以上はしない」となじられました。席に戻ると、彼は当てつけるように、あたしとは反対側の席の人らと大きめな声で喋り始めました。あたしの左側の人らは誰も喋らずじっと黙っていたので、気を遣って「コニャックとブランデーってどう違うのかしら」と左隣りの女性に話しかけました。すると彼女は突然立ち上がり、ぶるぶる震えながら「『15億』といえばいいものを『15億円』と余計な言葉を付けてしまうのが間違いなように、貴女のいうことは全く間違っている」と怒鳴りました。あたしと彼女の台詞の意味は不明。

こんなに強烈に憎悪を剥き出しにされたことって、無いかも。寝ぼけつつ、隣りで寝ていたバルタザールに夢の内容を聞かせたら、夢の中での浮気に呆れられました。最近、人と寝ているときくらいしか夢を見ないのは、単に狭くて寝苦しいってことかしら。いや、そんなふうには全然思っていないのですけれど。