ケッチャム禁止令

先日とある飲み会で初対面の人に何を読むかと訊かれ、あたし本当に近い記憶しかないので「ジャック・ケッチャムとか」なんていうと、ちょっとイヤそうな顔をされ、そうよね、もっと趣味の良さげなものをあげないとコンパなどでは成功しないわよね、きっと、なんて一つ学んだのだった。

それとは別で、小旅行前に熱があったことがばれて、お叱りを受ける。そして、早く寝るように、ケッチャムなんかを読むと朝までノンストップだから読まないようにと。まさにまさに、これを書き上げたら『襲撃者の夜』を読むつもりだったのに。なるべく退屈そうな本を手に、ベッドに入ることにしましょう。