木村定三コレクション名作展

愛知県美術館の木村定三コレクション名作展を見に行った。すぐに忘れてしまうのだけれど、「キムラテイゾウ」と読む。県美でこの人のコレクションが見られるようになって以来、すっかり彼のファン。考えてみると、頭の良い人よりも趣味の良い人の方が好きだし尊敬するみたいだ、あたしは。そして、センスが良くてすごく頭も良さそうな人となれば、それは好きにならずにはいられないでしょう。今回は絵画以外のものも沢山見られた。お茶碗などは、よく分からないなりにも、こういうのは好き、とか、使ってみたい、とか、いろいろ感じるものもあるけれど、銅鏡とかは、面白さがほとんど分からず、こういうものを集めていらっしゃる人がいることが、なんだか面白い。螺鈿の細工の細かさには目眩がしそう。いろいろなものを、ゆっくり眺められて楽しかった。図録もしっかりしていそうなので、きちんと読みたい。