『A WOMAN POSSESSED』

『A WOMAN POSSESSED』LA PAPESSE(監督:MARIO MERCIER)、DVDで見た。『タブー ジャンヌの日記』のマリオ・メルシエが映画も撮っていることを知り、英語字幕の付いたものがあったので早速買ったもの。「LA PAPESSE」って「女教皇」となるのかしら。papesseがpapeの女性形だそうなので。それが「取りつかれた女」? まあ良い。「The French Erotic Collection」というシリーズに含まれているけれど、「素っ裸の人が出ている=エロい」という人でない限り、エロさを期待したらちょっとハズレなのでは。フランス語に英語の字幕でなんとか意味が取れないかと期待していたものの、字幕が出てから消えるまでが速くて、2行あったら1行目を読み終えた頃にもう消えてしまう。英語を読みなれていないからか? そして長い台詞に対してもひどく短い字幕だったり、字幕のない部分もあったり、きちんと見て聞いていないから確信は持てないけれど、話されている内容と字幕が合っていないような気のするところも。そんなわけで、きちんとは理解できていないけれど、それでも楽しい! なんだか胸をきゅんとさせる要素がいろいろと。サバトのシーンでは、裸で踊る人たちを眺めながら『死霊の盆踊り』ってこんな感じなのかしらと勝手に思う。あの映画、残念ながらまだ見ていないの。素敵、すっかりこの人の虜。

数時間後の追記
今、ちらっと調べて驚いたのは、年末くらいに日本語字幕付きのが発売されるみたい。タイトルは『愛欲の魔女狩り』! あたしが探していた頃、そんなの出てこなかったような。すごいタイミング。待てば良かったのに、なんて、いわないで。