文庫化されているのを見て、買ったまま読んでいなかったことを思い出した。いろいろお勉強になって面白い。Beat it!を「それを叩け!」と訳した人がいるけれど、これくらいは辞書を引いてほしいよな、というところとか、学生の頃なら笑えない(今でも、かも)。知っているような気のする単語など、たぶんあんまり辞書を引かなかったのか、ひどい訳で凍りつかせたことも幾度か。全然勉強していなかったし、なんだか先生方に申し訳ない気分でいっぱいになってきた。うわあ。これまで興味がなくて読んでいなかったバリー・ユアグローは、やっぱり読まなくていいや、と思った。ブローティガンは英語で読もうという気持ちを強くする。
- 『中学英語でアメリカン・ポルノが読める』(中村康治 こう書房)
これも、読んでいなかったことを思い出したので。お相撲さんが出てくる話は少し面白そうだったものの、ポルノって、ちょっと飽きてきた。これを弾みに『My Secret Life』でも読もうかと思っていたけれど、他の本にする。
全然読んだことのない作家だったのをたまたま読んでみたら、すごく面白い。なんとなくテリイ・サザーンの『キャンディ』を思い出させる。(『キャンディ』は、期待が大きかったからか、昔読んだ時は全然良いと思わなかったけれど。)1934年の作品だそうで少し意外。『孤独な娘』も読みたい。
映画はあまり憶えていないけれど、ラストが好きだった気がする。いつか読もうと思っていたものをやっと。きゅうんとする。女子校って、あたしの中では一生憧れなのだわ。