2月のお出かけ

  • 「ルソーの見た夢 ルソーに見る夢」愛知県美術館アンリ・ルソーって、美術の教科書などで眺めて気になる存在ではあったものの本物を見た記憶はなかった。楽しい気分にさせる絵だけれど、絵の中にぽつんと居る小さな人をじーっと見ていたら、ふっとその人と入れ替わってしまったみたいで、急に寂しくなって泣きそうで慌てて戻って来た。ルソーといわれてすぐに浮かぶような有名な作品はなかったものの、どの作品も面白かった。「第2章 素朴派たちの夢」として紹介されていたルイ・ヴィヴァン、セラフィーヌ・ルイ、アンドレ・ボーシャン、カミーユ・ボンボワは、だまし絵のような作品があったり、どの作家も気に入った。その後はだんだん盛り下がっていくような展示だったけれど、写真は知らなかったものが多くてわりと面白かった。