- 『プラネット・テラー in グラインドハウス』PLANET TERROR（監督：ロバート・ロドリゲス）を見に行った。ローズ・マッゴーワン、素敵！ 一巻消失とか、ちょっとやり過ぎな感じもあるものの、楽しかった。『エル・マリアッチ』なども面白かったけれど、ロドリゲスで好きなのをあげるとなると『パラサイト』とこれかしら、若くて可愛らしい子が沢山活躍していると楽しいでしょう。なんていうとおばちゃんみたいかしらん。それにしても、タランティーノが映画に出てくるとなんだか急に少しうんざりした気分になる。彼の作る映画は好きなのに。
- 『馬頭琴夜想曲』（監督：木村威夫）を見に行った。うっとりするようなきれいな楽しい作品なのに、55分の短い作品なのに、その頃は眠り病だったので半分以上眠ってしまった気がする。目に映像が映っているのに、頭の中まで伝達されていなかったような。もったいない。さよこさまに追いかけられて逃げる清順が可愛かった。もう一度きちんと見たい。
- 『グラストンベリー』GLASTONBURY（監督：ジュリアン・テンプル）を見に行った。138分もあるけれど、観客の部分を少しカットしてせめて2時間に収めてくれても良いような気がする。音楽は詳しくないので、昔のも知らないし、コールドプレイ以降の人も知らないことに、映画を見ながら気付いた。久しぶりにパルプが見られるのは嬉しい。ストーン・ローゼスの代役でトリだったような記憶は正しいのかしら。この頃はラッセルもいるよ。他にもプライマル・スクリーム、マッシブ・アタック、レディオヘッド……ああ、こんなに懐かしがっていて良いのか。2年か3年前にイギリスに行っていたときにちょうど開催中だったようで、洪水でテントが泥水に浸かっている新聞の写真を眺めて気の毒だなあと思っていたのだけれど、この映画を見ると皆けっこう楽しそうだった。
- 『パンズ・ラビリンス』PAN'S LABYRINTH（監督：ギレルモ・デル・トロ）を見に行った。以前に幽霊の話だと思って見に行った『デビルズ・バックボーン』が幽霊よりも現実的な部分が主で、変な映画で面白かったのと同じように、この作品もファンタジーよりも現実的な部分の方がかなり多め。いろいろ痛そうで、やめて、やめてえーって感じ。女の子が可愛くて強い。メルセデス役のマリベル・ベルドゥが素敵。大尉は指揮するだけでなく自ら前の方で戦っていたりして、ちょっと感心した。
あとはそういえば飛行機の中で、パン兄弟の『ゴースト・ハウス』とかジョン・キューザックの『1408』を見た。
