- 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』MY BLUEBERRY NIGHTS（監督：ウォン・カーウァイ）を見に行った。これまで可愛らしく感じられたものが、舞台や俳優が変わったからかなんだか見ていられないような感じ。ノラ・ジョーンズはCDのジャケットの写真などで見る限りではもっと魅力的な人だと思っていた。彼女の食べっぷりは映画ではそんなに表現されていた記憶がなく、ブルーベリーパイもそんなに美味しそうに食べられていた記憶もなく、それよりもジュード・ロウのケーキの食べ方の方が素敵。水色のクリームがのっかったカップケーキかしら、あれが食べてみたい。『花様年華』や『2046』では女性が艶っぽく美しく表現されていたのに、この作品ではどの女優もあまりぱっとしない気がする。
- 『スルース』SLEUTH（監督：ケネス・ブラナー）を見に行った。美男の競演！ とわくわくしていたのだけれど、ちょっとぐったり。この2人ならもう少し美しく映して欲しい、なんて思ってしまう部分も。前半、簡単に騙されちゃうようなまだ売れていない若い俳優の役にはジュード・ロウではちょっと年上過ぎないか、と思いつつ、そんなことはわりとどうでも良くなっていく。いつの時代の設定なのか知らないが、インテリアは少し古くさい気がする。音楽は気に入る。
ジュード・ロウを2本続けてなんて贅沢のはずが、どちらの作品もあまりお気に召さなかったのは体調のせいか？？
