見た映画

  • 「人生の特等席」Trouble with the Curve(監督:ロバート・ロレンツ)を見に行った。邦題もアレだけれど、原題もぱっとしないような。この作品を見た周りの皆が口々にクリントを「年取ったね」というのだけれど、「ペイルライダー」とか「許されざる者」の頃にすでに「おじいさん」(失礼!!)だと思っていたので(あたし、まだ子供だったから)、特に変わった感じがしない。あたしの目は節穴だし、恋は盲目。というよりも、もうとうに引退している年齢の人にしか見えないのに、クリントの役の設定は何歳なのだろうか、というのが妹の疑問。随分実年齢よりも若い役を演じているのでは、とのこと。そうかも。30過ぎの女優がセーラー服着せられているような感じ? でも、若い俳優が老けた役を演じるよりも、年寄りが若い役を演じた方が良いよね、という結論に。「J・エドガー」のディカプリオは隠し芸大会でマーロン・ブランドのマネをしているみたいだったし。「青い鳥」や「ワーキング・ガール」等を合わせたようなラストや、演出には少し引っかかる所もあるけれど、俳優は良い。
  • 「ぼくのエリ 200歳の少女」Lat Den Ratte Komma In、Let the Right One In(監督:トーマス・アルフレッドソン)、録画してあったものを見た。原作を読んでいないからだいたいの想像なのだけれど、余計なサブタイトルと、ぼかしのせいで、日本では読み違えてしまう人が多いのではないかしらん。オスカー役の男の子は、脚が細くてまっすぐで、かわいい。同じクラスに居たら好きになりそう。色調や雰囲気はかなり好み。
  • アウトレイジ」(監督:北野武)、録画してあったものを見た。「ビヨンド」の予告を見ていたから、加瀬亮は死なないのね、と少し安心して見ていられたけれど、いろいろと痛そうで、ぐったり。今年最初に見たのがこれで、最初の1本はもう少し華やかで明るいものにしたかったかしら。