『愛の原罪』とJakub Gierszal

『愛の原罪』Nieulotne 英Lasting(ヤツェク・ボルツフ Jacek Borcuch)
DVDをレンタルで。原題の意味は「不揮発性」? 『ゆれる人魚』のベーシストが大変素敵で、何度も何度も同じ映画で見ているだけでは足らず、とりあえずは日本語の字幕の付いているものから。

彼の名前をネットで見ると、ヤクブ・ゲルシャウ、ヤコブ・ギエルシャウ、ヤーコブ・ジェルシャル? どうすれば良いの? 難しい。

[Eng] Jakub Gierszal - Shooting Stars Interview

こちらの最初の自己紹介を聞くと、ヤクブ・ゲルシャウ、ヤコブ・ギエルシャウが近い気がしない? 今後どの表記がスタンダードになっていくのかしら。Jakub Gierszałだと、最後の「ł」のため、このブログ内で検索できなくなるだろうから、しばらくJakub Gierszalでいくかな。この動画では英語で自分の言葉でインタビューに答えているし(時々言葉を探している様子にときめく!)、この『愛の原罪』ではスペイン語のセリフもあるし、すごい。あたしは去年、血迷ってポーランド語の本を手に取りかけたけれど、英語もフランス語もまだまだなので、今は手を出さないでおく。でも基本の基本くらいは知っておきたいかな。

映像が美しくて気持ち良くて、去年末から2回見た。寝起きのカリナの素肌に虫がとまるところなど、見ているだけで胸がいっぱい。音楽も良い。Jakubのグレーのセーターを着た姿が素晴らしくて、セーターの形も良いし、あたしもグレーのセーターが欲しくなったけど、妹に「そういう人が着るから良いのでは」と止められた。彼は表情が豊かで、かわいらしくも冷酷そうにも、かなり雰囲気も変わるし、幅広い役ができそう。他の作品ももっと見たいし、今後も楽しみ。

Lasting - trailer

この作品と同じ監督で彼の出演している映画のDVDが届いて、ちょっと舞い上がっている。誕生日まで待ちきれずに、時間ができたら見てしまうと思う。