レオナール・フジタ展

上野の森美術館の「没後40年 レオナール・フジタ展」を見に行った。年末で興味のある展示はお休みに入っていて、ここは会期中無休だったから。藤田嗣治、猫の絵と自画像は好きでわりと楽しみにしていたのに、歩きながら鑑賞しながら、ひどく眠たくて頭から作品に突っ込みそうになること数回。初期の頃の作品は良いのだけれど、「幻の群像大作」と書かれていたこの展示の目玉の作品がつまらなくて、晩年の宗教画とか、進むにつれてどんどん展示物が面白くなくなっていく構成。半分寝ながら見ていたので、終わりまで見てしまってからトイレに行って少し目を覚ましたところでまた戻って最初から見直してみたものの、やはり変わらず、彼の作品で好きなのってやはり若めの頃の自画像と猫の絵くらいなのかも、なんて思う。